2021年2月4日(木)と2月13日(土)は休診とさせていただきます。ご不便をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
歯周病と認知症の関係
昨年、九州大学の武州准教授らの研究チームによって、歯周病菌がアルツハイマー型認知症を引き起こすメカニズムが解明されました。 このブログではこれまで歯周病が全身の健康に及ぼす悪影響についてたびたび取り上げてきましたが、今回は歯周病と認知症の関係を中心にお伝えします。 アルツハイマ
顎関節症について
あごには、食べ物を咀嚼する働き以外にも、話をする、呼吸をする、表情を作るなどの働きがあります。また、スポーツをする際にあごにグッと力を入れて奥歯を噛みしめるとパフォーマンスが向上するといったことも知られています。 このように、さまざまな働きをするあごですが、痛みや違和感など何らかのトラブル(顎関
歯を失わないための重点チェック
このブログではたびたび、「自分の歯をできるだけ長く残しましょう」ということをテーマに、さまざまな情報をお伝えしてきました。 今回は「ご自身の歯をできるだけ長く残すためには、特にこんな状態の歯に注意しましょう」という切り口で、失うリスクが高い歯についてお知らせします。 自分のお口の中で、特に
オーラルフレイルってなに?
『オーラルフレイル』ってご存じですか?そんな言葉、初めて聞いたという方も大勢いらっしゃると思います。 オーラルフレイルというのは、『オーラル(Oral:お口の)』+『フレイル(frailty:虚弱・老衰)』を組み合わせた造語で、「歯や口の機能の衰え」を表しています。 フレイルという訳語には
歯のピットインのサイン
サーキットで行うレースの世界では、タイヤや燃料が消耗したり、マシントラブルが起きたときにはピットインして修理します。皆さまの歯も同じで、定期的な補修や急に調子が悪くなった場合にはピットイン(専門医による診察・治療)が必要です。レースでは、状況に応じてピットインのサインが出ますが、自分の歯の場合は自分で
新型コロナ感染予防と歯みがき
先月のブログでは、歯科医師や歯科衛生士が行うプロフェッショナルケアによって、高齢者の誤嚥性肺炎による死亡率が下がることをお伝えしました。今回のブログは、ウイルス感染予防の観点から、ご自身で行うセルフケアにスポットを当ててご説明したいと思います。新型コロナウイルス対策として、すべての年代の方に当てはまる
誤嚥性肺炎とプロフェッショナルケア
今回は、高齢者の誤嚥性(ごえんせい)肺炎と、歯科医院で行うプロフェッショナルケアの関係についてお伝えします。年間3万8千人もの方が誤嚥性肺炎が原因で亡くなっていますが、歯科医や歯科衛生士が行う口腔ケアによってこのリスクを下げることができます。 日本人の死亡原因に占める肺炎の割合 日本人の死
当院の感染症予防対策
先月の当ブログでもお伝えしましたが、新型コロナウイルスの流行以前から、歯科業界では「スタンダード・プリコーション」という感染症予防策が周知・徹底されていました。 歯科治療を行う際は、患者さんの唾液や血液を通して、どうしても「未知の感染症」に罹患するリスクが高くなります。また、今回の新型コロナウイ