入れ歯には、保険の効くものと効かないものの2種類があります。
それぞれどのようなメリットがあるか見ていきましょう。
まず保険の効く入れ歯についてですが、経済的なご負担が軽く済むというのが、当然ですが最大のメリットになります。
どなたにも気軽にお選びいただけるということは、とても大切なことです。
また、素材や構造がシンプルですので、修理などが必要になった場合でも比較的その場で対応しやすいという利点もあります。
反面、保険の入れ歯の場合は、ピンクのプレート部分がプラスチック製になっており弾力がありません。
熱を通しにくい素材のため、食物の味(暖かい・冷たいといった感覚)が伝わりづらいと感じる方もいらっしゃいます。
また、使用できる素材はプラスチックのみで、バネ部分は金属になりますので、目立ってしまうという場合もあります。
保険の入れ歯は、実用上は問題ありませんが、装着感や使用感、見た目が気になるという方には、ご説明した上で保険外の入れ歯をお薦めすることもあります。
保険の効かない入れ歯についてはさまざまなタイプがありますので、また次回の更新でお知らせいたします。